文庫本完成

採寸
背の幅を定規で測ります。大きな差はないかもしれませんが、天地それぞれで測ってみて、平均をとるといいでしょう。
このとき背の幅は 0.5 mm 余分にみておきます。0.5 mmは、表紙を背に被せて折ったときの紙の厚みを考慮してます。
縦の長さは文庫本サイズ(A6)なので 148 mm ですが、ずれができている恐れもあるので、一応採寸します。
このとき背の幅は 0.5 mm 余分にみておきます。0.5 mmは、表紙を背に被せて折ったときの紙の厚みを考慮してます。
縦の長さは文庫本サイズ(A6)なので 148 mm ですが、ずれができている恐れもあるので、一応採寸します。

表紙の印刷
寸法をとったらこれを元にして、画像ソフトなどで表紙をデザインしていきます。
本には全体的にゆがみが出来ているので、特に表と裏のデザインは1 mm くらいずれても支障のないようなものがいいです。
表紙に使う紙は、本のサイズより一回り大きいものにします。印刷してから本に接着し、余分を本のサイズに合わせて断ち切るためです。
出来たら印刷。
私は背のみデザインすることにしました。左図のように表紙の上下端に色を塗る場合は、本の寸法どおりのキャンバスではなく、上下ともに 2 mm 程度余分にとったキャンバスで描きます。
表紙に使う紙は、本のサイズより一回り大きいものにします。印刷してから本に接着し、余分を本のサイズに合わせて断ち切るためです。
出来たら印刷。
私は背のみデザインすることにしました。左図のように表紙の上下端に色を塗る場合は、本の寸法どおりのキャンバスではなく、上下ともに 2 mm 程度余分にとったキャンバスで描きます。

表紙の裁断
表紙を印刷したら、背部分に折り目を付けます。
本を表紙に挟んで、背と表紙の背のデザインが合っているか確認。
次に表紙の天地を本の実寸に合わせて切り落とします。
この時注意するのは、必ず本の方に合わせて表紙をカットすること。描画ソフトで本の寸法に合わせて作っていたとしても、それに合わせて切断してしまうと、本とのずれが出来る場合があります。
表紙の小口側は後で裁断するのでここでは放置です。
本を表紙に挟んで、背と表紙の背のデザインが合っているか確認。
次に表紙の天地を本の実寸に合わせて切り落とします。
この時注意するのは、必ず本の方に合わせて表紙をカットすること。描画ソフトで本の寸法に合わせて作っていたとしても、それに合わせて切断してしまうと、本とのずれが出来る場合があります。
表紙の小口側は後で裁断するのでここでは放置です。


完成!
慣れると製本作業自体は1時間弱でできます。
さらにカバーを作ってあげると、見栄えと満足度がアップです。
さらにカバーを作ってあげると、見栄えと満足度がアップです。


作品例
こちらは280ページの本。1.4 cm の厚みがあります。
うっかり背中に横溝を付け忘れて作りましたが、意外とページはしっかりくっついていて丈夫でした。
これくらい厚い本だと、背中のグルーは1mmくらいに塗った方がいいかもです。
うっかり背中に横溝を付け忘れて作りましたが、意外とページはしっかりくっついていて丈夫でした。
これくらい厚い本だと、背中のグルーは1mmくらいに塗った方がいいかもです。
修理
背に金のこで横溝をたくさんつけていれば、まずないとは思いますが…。
万一本を読んでいる時、「ペリッ」という音がしてページが浮いたら、そのページだけでなく前後の数ページ分もグルーから剥がれている状態になっていると思います。
本を閉じて、机の上などでページをきれいにそろえ戻して下さい。
クッキングシートで背を覆い、アイロンに背全体を当ててグルーを温めます。
グルーがある程度の粘性を保ったまま、ページの根元までじんわり透明になるのを待ちます。
ちょっとだけ背をアイロンにスリスリして、グルーをページに馴染ませる気持ちで。
次に本を横に持って、背表紙の中央あたりをアイロンに押し当ててスリスリ。
「背と表紙の接着」の項目にある挿絵の、1コマ目と2コマ目をもう一度やる感じです。
出来たらグルーを十分冷まし、先ほど剥がれたページを開いてちゃんとくっついている事を確かめます。
大体これで直ってます。
背の上下端からグルーがはみ出ていたらカッターで切り落としますが、出来る限りはみ出ないように作業するのが望ましいです。
万一本を読んでいる時、「ペリッ」という音がしてページが浮いたら、そのページだけでなく前後の数ページ分もグルーから剥がれている状態になっていると思います。
本を閉じて、机の上などでページをきれいにそろえ戻して下さい。
クッキングシートで背を覆い、アイロンに背全体を当ててグルーを温めます。
グルーがある程度の粘性を保ったまま、ページの根元までじんわり透明になるのを待ちます。
ちょっとだけ背をアイロンにスリスリして、グルーをページに馴染ませる気持ちで。
次に本を横に持って、背表紙の中央あたりをアイロンに押し当ててスリスリ。
「背と表紙の接着」の項目にある挿絵の、1コマ目と2コマ目をもう一度やる感じです。
出来たらグルーを十分冷まし、先ほど剥がれたページを開いてちゃんとくっついている事を確かめます。
大体これで直ってます。
背の上下端からグルーがはみ出ていたらカッターで切り落としますが、出来る限りはみ出ないように作業するのが望ましいです。